Purposeを紐解く
UNRAVELING THE PURPOSE


mum Purposeの
「世界」には
2つの意味があります。
1つは、日本の食や食文化の素晴らしさを知らない「世界中の人」。
だから、私たちはこのPurposeに従って、グローバル、海外に店舗を出していきます。店舗だけでなく、仕入も、物流も、生産も、自分たちから世界に出ていきます。
もう1つは、目の前の人に魅せたい「新しい世界」。こんな美味しさがあったのか!こんなおもてなしがあったのか!こんな技術があったのか!そんな驚きと感動の世界を魅せていきます。
この2つにはつながりもあります。たとえば、今、ラオスの木材会社と組んで始めた炭事業。現地ではほとんどタダ同然で取引されていた木材も、私たちmumが手掛ける鰻屋用の炭として取引することで、まったく違う価値のものになります。
私たちmumは、「世界」の人を相手に、その人が私たちと出会うまでは知り得なかった新しい「世界」を魅せることすらできるのです。
mum Purposeの「魅せる」には
2つの意味があります。
1つは、「日本の食や食文化の素晴らしさ」を魅せる。
日本の歴史や風土が育み、生産者や職人、料理人が培ってきた日本の食、日本の食文化の素晴らしさをmumは引き継ぎ、人々を魅了します。
もう1つは、「mumの中で引き継いできた技術、人の想い、姿勢、チーム力」を魅せる。
一人ひとりの技術や情熱、おもてなしの心、人と仕事と向き合う人間力を磨き続け、私たちに関わる全ての人を魅了します。
mumの一人ひとり、仕事の一つひとつは、細部まで、「魅せる」レベルのものに磨きあげられています。一切の妥協がないからこそ、「魅せる」ことができます。お客様から見えるところ、表に出ている部分だけでなく、裏側までも、自分たちの心のありようまでも、「魅せる」ことができるレベルであり続けます。そのために、お互いが切磋琢磨し、チーム力を発揮します。

継承されてきた
日本の食文化と、
mumグループが生み出す
情熱と技術で、
世界を魅了し続ける。

継承されてきた
日本の食文化とは?
継承した、ではなく、継承されてきた、です。
日本の食文化は、私たちmumだけのものではありません。私たちmumだけが担うものではありません。私たちが生まれる以前から存在していた日本の食文化は、本当に偉大なものです。
その偉大さに敬意を払うことが、私たち日本の食文化に関わる者としての大切な心持ちです。

mumグループが
生み出すとは?
mumグループとは、母を意味するmumであり、新しい世界を「生み」出すという意味合いを込めてネーミングされました。
何を生み出すのか、そこに私たちは、価値という言葉を使いません。価値は相手、お客様が決めるもの。
私たちmumグループは、各々(店舗のパッションギークス、卸の中庄商店、生産・物流の中庄センター)が日々向き合う人々に、私たちが提供する食、サービス、コミュニケーションに価値を感じてもらうことを目指します。

情熱と技術とは?
私たちが持っているもの、それは人だけです。
人、一人ひとりが持っているもの、人と人がつくりあげるものが全てです。
mumグループにいる人は何を持っているのか。1つは情熱です。関わる全ての人を感化し、影響を与え心を動かす、そんな熱源を、私たちは情熱と呼びます。
もう1つは、技術です。文化は、人々の知恵と技術の結晶がつくりあげたものです。情熱だけでは、ブームはつくれても文化はつくれません。私たちは、流行り廃りのあるブームをつくるのではなく、文化をつなぐ。そのために技術を磨き続けます。

世界を魅了し続けるとは?
「魅了する」ではなく、「魅了し続ける」です。
魅了するという一瞬を、継続し続ける。そのためにはチームが必要です。チームとしての情熱と技術を磨き続ける覚悟がない限り、一時の魅了はできたとしても、世界を魅了し続けることはできないでしょう。
私たちは、世界を魅了し続けるために、チームで向き合います。そのために、チームの構成員も魅了し続けます。
食という、人々の命に欠かせない毎日のもの、生きとし生ける食材を扱う私たちだからこそ、魅了し続けることにこだわります。大切な時を過ごすために店舗にお越しいただくお客様、食材と日々向き合っている生産者や料理人、お客様と食材をつなぐ店舗スタッフ、それら皆の仕事と会社を支える従業員、全ての人の世界を魅了し続けることが、私たちのPurposeです。